やっぱり大事だと思います。ご資金計画

不動産取引に失敗しないための基礎知識

2015年12月27日掲載記事です

当社では、お問い合わせを頂いたお客様皆様に、ご希望のご条件等をお聞かせ頂き、ご希望に近いかと思われます物件情報のご紹介をさせて頂くのは勿論ですが、先ずは、ご資金計画の事前打ち合わせをご推奨させて頂いております。

ただ、夢のマイホームをお探しになられているお客様ですので、先ずは物件情報を!と云うお声も良くお聞かせ頂くのですが今一度ご検討下さい。お住まい探しは「マイホーム」をご購入なされる迄。そこからは、お客様の多くが今迄生きてこられた期間と同じ位、場合によってはそれよりも永いお付き合いとなる住宅ローンをお組みになるのですから・・・。より良い条件の金融機関に後に借り換えを行ったとしても、その時点でまた、手数料や保証料も必要になって参ります。ベストとは言い切れませんが可能な限り、ベターの金融機関探しも、マイホーム購入の重要な要素かと思われます。

先日ご契約を頂きましたお客様もそうだったのですが、完成済みの新築物件の場合等、お引渡しをご契約後1カ月以内に求められる場合も多く、この場合、お客様に、より条件の良い金融機関をお探ししてのローンの持込みを行うとすると、スケジュール的にかなりタイトになり、結果としてじっくりとご検討頂く時間も限られてしまうケースもございました。
前述の通り、皆様、退屈なお金(資金計画)の話よりも、夢膨らむ「物件」の情報を先にと云うお気持ちは、私も十分承知致しておりますが、新築の自由設計物件等を限定にお探しになられる場合は別として、新築完成済みで価格変更等のチャンスを手放さない為には、やはり、事前にしっかりとご資金計画をお立てになられることを、お奨めさせて頂きます。

以前のブログでも記しましたが、金利だけでなく、疾病保障特約等も各金融機関により条件は異なります。金利が他の金融機関より少し高く違っても、事務手数料や疾病特約の保険料等でその金利差を充分にカバー出来てしまう場合もございます。全てをご理解頂き、総合的にご判断頂く為には、やはり事前にある程度申込金融機関を定めておく方が、よりご安心頂き、逆に「物件」のご検討に集中頂けるものと思います。

例えば、月々のご返済ご希望額を10万円とすると、期間35年、金利優遇を都市銀行優遇金利で△1.7%を適用出来たとして、お借入額は次の様な計算になります。
①変動金利のみの場合、
金利0.775% 月々返済99,795円で、お借入額=3,670万円
②変動金利のみで団体信用生命保険に8大疾病特約を付した場合、金利1.075% 月々返済99,457円で、お借入額=3,480万円
③変動金利50%、35年超長期固定金利50%の場合、金利0.775%(変動)月々返済44,867円、金利2.02%(固定)月々返済54,828円、合計99,695円で、お借入額=3,300万円
④変動金利50%、35年超長期固定金利50%に8大疾病特約を付した場合、
金利1.075%(変動)月々返済44,870円、金利2.32%(固定)54,624円、合計99,494円で、お海嶺額=3,140万円

※金利は、某都市銀行の12月最優遇金利を基に計算致しております。金利や条件は金融機関の審査により異なりますので予めご了承下さいませ。

上記①から④の計算式でもご理解頂ける通り、ご返済額をほぼ同じにしても、ご選択なされるローンの商品の違いで、530万円のお借入額の差が出て参ります。
変動金利・固定金利の別、団体信用生命保険に付保する疾病特約内容等、未来のことになりますので、ベストのご提案をさせて頂く事は誰にも不可能に思いますが、全てご理解頂いてお申し込みをなされることが、ベターなご選択方法かと思われます。
高級車1台分のお借入額の差でございます。もし、④のパターンをお選びになられるのであれば、お探しになる物件価格にも相当に影響が出て来るかと思われます。
当社もそうですが、不動産業者の広告に掲載されている多くのお支払例は、最優遇金利を適用出来た場合の変動金利のご返済額になっている場合がほとんどです。
ただ、お客様のご条件によっては、固定金利をミックスしたり、健康リスクに備えて「疾病特約」を付保する方が、よりご安心頂き長期ローンのご返済を頂ける場合もあるかと思います。
当社では、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーの立場からも、出来得る限り、お客様に併せたご資金計画をご提案させて頂きます。
セカンドオピニオンとしてでも結構でございます。住宅ローン等に付、少しご不安にお思いのお客様。是非お気軽にご相談下さいませ。

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