住宅ローンの申込先選び、業者任せになっていませんか?

この物件だと、諸費用が〇〇万円位で自己資金を差引くと〇〇〇〇万円の住宅ローンのご利用となりその場合のお支払額は、ボーナス払い無しで月々〇〇〇〇円です。今、こちらの銀行の金利が一番安いのでこの銀行に申込みしましょう。

よくある風景だと思います。

皆様、当然のことですが、物件の場所や間取りそして「価格」については、お住まい探しをなされるうえで非常に慎重にご検討なされていらっしゃるのですが、多くのお客様は今迄の人生とほぼ同じ期間、場合によっては今迄の人生より長いお付き合いになる住宅ローンの商品と銀行選びは、不動産業者任せであまり重要視なされていらっしゃらないと感じることが多々ございます。

つい先日も、知人を通じて少し前に他社様でマイホームをご購入なされた方とお話をさせて頂く機会があり、「何故この銀行をお選びになられたのですか?」と伺うと「担当の営業の方にすすめられたので」とのお返事でした。「どこがお薦めだったのでしょう?」とお聞きすると「・・・?聞いてません」とのお返事。

今はマイナス金利政策もあり各金融機関共に非常に低い金利の設定で、優遇を含めた実行時(ローンの借入時)金利の低さで銀行を選びがちですが、仮に現在35歳のお客様が35年のお借入を行うとすると完済時年齢は70歳になります(あたり前ですが)。35年と云うと経済状況も変わりますし、お客様を取り巻く環境も変わってくるかと思います。「借換え」も一つの方法ですが史上最低金利と云われている今以上に、将来金利が下がり、借換えが有利になると云う条件が出て来ると考え辛いのも事実です。以前にもこのブログでも記したことがございますが、金利の安さと現時点のご返済額だけでご判断されるのでは無く、金利上昇時のリスクヘッジの為の変動金利と固定金利の選択、ミックスプランのご利用等。また、将来の健康リスクに備えた団体信用生命保険の疾病特約等オプション商品の加入有無。金融機関毎に若干異なる保証料や事務手数料、繰上返済手数料等、月々のご返済額だけでなく、総合的な総返済額を比較してみることで、金利は若干高くても、条件によっては総返済額が少なくなる場合もございます(同条件では金利が安いにこしたことは無いのですが経験上、固定金利や疾病特約を付した場合に影響が出てきます)。

「何故この物件に決めたのですか?」と云う質問には、ほとんどのお客様は「ここが気に入ったから」と云った明確なお返事をお聞かせ頂く事が多いのですが「何故この銀行に申し込んだのですか?」と云う質問には、お客様自らのご納得点をお聞かせ頂く機会が少ないと云うのが正直なところです。

永いお付き合いとなる住宅ローンの金融機関選びも明確にお応え頂ける様な、そんなお客様への対応を私自身も心がけると同時に、皆様にも慎重に吟味して頂きご判断頂きたく願っております。

当社ではお客様よりお聞かせ頂きました内容を基に各金融機関にヒアリングを行いましたうえで、お客様に有利と思われる2・3件の銀行に絞り、一覧で条件や金利、ご返済額、総返済額、特色等をご確認頂ける「比較シート」を作成し、融資申込み先をご選択頂ける様にサポートさせて頂いております。

物件のことは勿論、住宅ローンにつきましてもお気軽にお問合せください。